ドアラ!楢崎! 名古屋市が12のスポーツチームと協議会

[ 2013年11月12日 17:15 ]

 名古屋市は12日、中日ドラゴンズやJ1名古屋グランパスなど、地元12のスポーツチームと連絡協議会を設立した。選手による学校訪問やイベントへの参加といった取り組みを通じ、地域の活性化を図る狙い。市によると、行政との連携では全国で最大規模という。

 名誉会長に就任した河村たかし市長は同日、所属チームのユニホームを着た選手らと市内で記者会見し「形式にとらわれず面白くやろう」と呼び掛けた。

 グランパスのGK楢崎正剛は「地域の皆さんにさまざまなスポーツを知ってもらいたい。市長には環境の整備をお願いします」と笑顔で応じ、ドラゴンズのチームマスコット「ドアラ」は「スポーツのつながりでなにかしらがんばりたい」と紙に書き、意気込みを示した。

 協議会に加盟したのは他にバスケットボールやホッケーなどトップリーグに属する計8競技のチームで、参加する選手らは子ども向けのスポーツイベントに参加したり、遠征先で名古屋市の観光をPRしたりする予定。各競技の観客数や競技人口の増加も図る。市は今後、協議会の愛称を市民から公募する。

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2013年11月12日のニュース