田沢が勝利投手!カブレラ斬りで逆転呼んだ「逃げるのは嫌だった」

[ 2013年10月20日 13:51 ]

タイガース戦の7回、2死一、二塁で登板し、カブレラを遊ゴロに打ち取りガッツポーズするレッドソックス・田沢
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ア・リーグ優勝決定シリーズ第6戦 レッドソックス5―2タイガース

(10月19日 ボストン)
 米大リーグのプレーオフ、ア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第6戦が19日(日本時間20日)、ボストンで行われ、レッドソックス(東地区優勝)が5―2でタイガース(中地区優勝)に逆転勝ちし、通算4勝2敗で6年ぶり13度目のリーグ制覇を果たした。田沢は7回途中から登板して1/3回を無失点に抑え、その裏に味方が逆転したため勝利投手となった。

 田沢は1点ビハインドの7回2死一、二塁、4番手で登板。1ボールから94マイル(151キロ)の速球をカブレラに捉えられたが、遊撃手のドルーが横っ跳びでキャッチする好プレーを見せ、無失点でしのいだ。その裏にビクトリノが満塁本塁打を放ち、試合をひっくり返した。

 リーグ優勝に貢献した田沢は試合後、インタビューに応え、「勝って良かった」とホッとした表情。第3戦、第5戦に続いてまたも勝負どころで昨季3冠王のカブレラを抑えたことに「逃げるのは嫌だった。何とかあそこで切って、次の回に行けたらいいなと思った」と振り返った。初体験となるワールドシリーズに向けては「意識しすぎてしまうとマイナスの方向になっていまう。一戦一戦やっていきたい」と意気込んだ。

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