谷繁監督 若手に3時間半熱血指導「妙な気分」

[ 2013年10月20日 06:00 ]

ジャケット姿で視察する谷繁監督

 中日の谷繁元信捕手兼任監督(42)が19日、フェニックス・リーグに参加中の選手を視察するため宮崎入り。韓国LG戦(天福)は雨天中止となったものの練習では約3時間半、ジャケット姿ながら精力的に動き回り初指導も行った。

 「妙な気分。選手として練習を見るのと監督として見るのは違う。(気づいても)流せるところが流せなくなった」

 午前9時35分に宮崎に到着すると、空港から練習が行われた木の花ドームに直行。野手のノックを見守った後、ブルペンで若松、浜田の投球に熱視線を送った。その後はドームに戻り、フリー打撃中の古本に「ボールに合わせるな。思い切って振れ」とカツを入れた。

 さらに、ゴロ捕球をしていた堂上直には、ドームの中にあった小型のサッカーゴールを利用した“珍練習”を発案。寝かせた状態で1メートルほどの高さのゴールの中に移動させ、強制的に腰を落として捕球させた。「自分も昔、同じ練習ばかりではきつかった。反復練習の中でもいろんなアイデアを出していければ」。高木前監督より29歳も若い兼任監督が新風を吹き込む。

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