2010年の再現なるか…ロッテは中6日・唐川に託す

[ 2013年10月20日 15:58 ]

雨天中止で球場を後にする、第4戦先発のロッテ・唐川

パ・リーグCSファイナルシリーズ第4戦 楽天―ロッテ

(10月20日 Kスタ宮城)
 ロッテの練習開始時点で既に雨が降っていた。伊東監督は「やるとしたらいい状況でやりたい」と中止を前向きに捉えた。

 この日先発する予定だった松永をスライドさせず、中6日の唐川に託す。14日のファーストステージ第3戦で6回途中まで1失点の右腕に任せ、松永はベンチ入りさせる。指揮官は「3戦目でいい投球をしてくれた。松永は中(継ぎ)でも使える」と説明した。

 逆転での日本シリーズ進出を果たすには3連勝のみと厳しい状況は変わらない。斉藤投手コーチは「なりふり構わずいく」ときっぱり。唐川は「投げたい気持ちはすごくあった。長いイニングではなく、いけるところまでいく」と意気込んだ。

 3位から日本一に輝いた2010年もファイナルステージで後がない状況に追い詰められてから3連勝で勝ち抜けた。第4戦の勝利をつかみ、「下克上」再現に望みをつなげられるか。

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2013年10月20日のニュース