元近鉄・中西ヘッド 25年前の「10・19」振り返る

[ 2013年10月20日 06:00 ]

「10・19」イベントに出席した中西氏

 伝説の「10・19」から四半世紀がたった。近鉄の応援団OBが19日、東京都内で「25周年トーク&ライブ」を開催し、近鉄ファンを中心に約60人が集まった。

 「10・19」とは88年10月19日に川崎球場で行われた「ロッテ―近鉄」のダブルヘッダーで、シーズン最後の2試合を近鉄が連勝すれば、首位・西武を大逆転する大一番だった。試合は近鉄が第1試合を制しながら、第2試合は延長10回の末に4―4で引き分けて、優勝を逃した。

 当時近鉄ヘッドコーチだった中西太氏と、第2試合で8回に同点ソロを放ったロッテ・高沢秀昭氏がゲスト参加。中西氏は「あの試合に負けたから、翌89年のリーグ優勝がある」と振り返り、高沢氏は「自分は悪役だが、今となればあそこで打ったから伝説的な試合になった」と当時を懐かしんでいた。

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2013年10月20日のニュース