上原 大リーグ記録にあと4人 歴代2位の37者連続アウト

[ 2013年9月15日 06:00 ]

<レッドソックス・ヤンキース>9回、代打ウェルズの左翼フェンス際への飛球に、苦笑いを浮かべるレッドソックス・上原

ア・リーグ レッドソックス8―4ヤンキース

(9月13日 ボストン)
 大記録まで4人!レッドソックスの上原がヤンキース戦の4点リードの9回に登板し、9球で3者凡退に片付けた。27試合連続無失点。さらに、メジャー歴代2位の37者連続アウトとし、07年にボビー・ジェンクス(ホワイトソックス)がつくった救援投手記録の41者連続アウトは間近だ。

 1死後、ウェルズに捉えられた打球は本拠フェンウェイ・パークの左翼へ舞い上がった。「もういったと思いました。助かりましたね」。上原はそう振り返ったが、スプリットでタイミングを外したため、グリーンモンスター手前で失速した。上原にとって4点差の登板は「セーブシチュエーションと同じ」と言う。だが「ボール球はなし。大胆にいって、一発打たれても、まだ3点差ある。そう考えて」と話す。

 連続アウトが途切れても構わない。大切なことは個人記録ではなく、チームを勝利に導くこと。この思考が絶好調の右腕を支えている。チームは両リーグ最速で90勝とし、優勝マジックは7。胴上げ投手となる日も間近だ。

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2013年9月15日のニュース