DeNA・井納 気迫の連敗ストップ「気の抜けた球は1球もなかった」

[ 2013年9月15日 06:00 ]

<中・D>7回無失点の好投を見せた井納

セ・リーグ DeNA2―0中日

(9月14日 ナゴヤD)
 DeNA・井納が気迫の投球でチームの連敗を3で止めた。

 「気の抜けた球は1球もなかった」。傾斜が高いナゴヤドームのマウンドが合い、1メートル88の長身から直球は140キロ後半を常時計測。6回無死一、二塁のピンチでも腕の振りは鈍らず、2者連続三振を奪うなど自己最多の10奪三振。互いに得点できない展開で、7回を4安打無失点と踏ん張った。6月28日の中日戦(横浜)では6回8失点でKO。以来、2カ月間の2軍暮らしが続いただけに、「絶対に借りを返したかった」と期するものがあった。3位・広島に5ゲーム差とCS進出は厳しい状況だが、「社会人の時のように一発勝負というか、負けたら後がないという気持ちでやっている」とチームの思いを代弁。中畑監督も「井納は粘り強い投球。してやったりのナイスゲーム」と称えた。

 ▼DeNA・荒波(8回1死一、三塁で外角球に体を投げ出しながら決勝のスクイズ)とりあえず転がせばと思い、しがみついた。

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