マートン「よくある」&相川「普通のプレー」も…ヤクルト抗議へ

[ 2013年9月15日 06:00 ]

<ヤ・神>6回、福留の中前打で二走・マートン(上)は相川に体当たりで生還を試みるもタッチアウト

セ・リーグ 阪神0-2ヤクルト

(9月14日 神宮)
 今季2度目の退場処分を受けた阪神・マートンは、発端となったタックルに「野球ではよくあるプレー。ケガさせようと思ってやっているわけではない」。退場処分については「自分からは何も仕掛けていない。むしろ(相川の暴力行為に)後ろに下がる形になった」とムッとした表情を浮かべた。

 今季2度目の退場処分を受けた阪神・マートンは、発端となったタックルに「野球ではよくあるプレー。ケガさせようと思ってやっているわけではない」。退場処分については「自分からは何も仕掛けていない。むしろ(相川の暴力行為に)後ろに下がる形になった」とムッとした表情を浮かべた。一方、自身初の退場となったヤクルト・相川は「普通のプレー。自分がちょっとエキサイトしてしまっただけ」と反省の言葉を口にした。都内の病院で診察を受けた結果、骨には異常はなく「大丈夫です。すみません」。ただ、ヤクルト側はおさまらない。小川監督は「いくら防具を着けているといっても格闘技じゃないんだから。明らかに落球を狙ったタックル。あれでは選手生命だって失いかねない」と厳しい表情。新(あたらし)純生球団専務は「(審判団に)ルール上は問題ないと言われたが、納得できるものではない。阪神側に抗議します」とした。

 ▼笠原昌春審判員(責任審判)マートン選手の退場は相川選手の暴力行為に応戦したため。スライディングに対してのものではない。スライディング自体はルール上、問題はありません。

 ▼ヤクルト・田中雅(5月にマートンからタックルを受け左鎖骨骨折)見ていて怖かった。相川さんがケガをしなくてよかった。

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