「最後の男」が最後締めた!内川、代走→V打でMVP

[ 2013年7月23日 06:00 ]

<全パ・全セ>各部門受賞者。(前列左から最優秀選手賞・内川、敢闘選手賞、SKYACTIV賞・大谷、(後列左から)敢闘選手賞・新井貴、同・大竹

マツダオールスターゲーム2013第3戦 全パ3―1全セ

(7月22日 いわき)
 MVPを受賞したソフトバンク・内川は「逆に申し訳ない」と苦笑いを浮かべた。5度目の球宴となった今回は「最後の一人」を選ぶプラスワン投票で選出されたからだ。

 7回に代走で出場し、8回に1―1と追い付いた後の1死一、二塁だった。「初球から振るのが自分のスタイル」とヤクルト・山本哲の1球目の変化球を左中間に運び、勝ち越しの2点二塁打とした。使用したバットは試合前にロッテ・井口からもらったものだった。自身のバットよりも0・5インチ(約1・3センチ)短く「ヘッドの方にバランスがある。打てそうだなと思った」と、その予感が的中した。15日のロッテ戦(QVCマリン)での守備の際、左翼フェンスに激突し、右脇腹を痛めた。痛みは緩和せず、右肋軟骨損傷の疑いがあり、23日には福岡市内の病院で検査を受ける予定。後半戦開幕となる24日の楽天戦(北九州)はDHでの出場となりそうだ。

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2013年7月23日のニュース