野村 好投7回2失点 チーム逆転負けも菅野との投げ合い制した

[ 2013年6月26日 06:00 ]

<広・巨>広島・野村は7回2失点と好投

セ・リーグ 広島4-6巨人

(6月25日 マツダ)
 「BIG3」とうたわれ注目された明大時代からのライバルである巨人・菅野との初対決。広島・野村の右腕には自然と力が入った。

 失点にこそつながらなかったものの、初回先頭の長野にいきなり四球を与えた。「先頭のフォアボールとかがね…」。いきなり無死一、二塁のピンチを背負う立ち上がりも無失点に切り抜けた。4回に無死一、三塁と再びピンチを招くも後続を断ち、「粘ることはできた」と、5回まで無失点。その間に、3点の援護をもらった。

 6回に2点を失うも、7回2失点と好投した。対する菅野は6回4失点で先に降板。リリーフ陣が打たれチームは逆転負けを喫したが、ライバル対決は野村に軍配が上がった。「何とも言えないです。ただこういうふうに試合で投げ合えるのは嬉しい。これからもチャンスがあればね」。新たな“名勝負”が誕生した。

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2013年6月26日のニュース