岩隈 あれれ今季ワースト5失点 2者連続被弾を反省

[ 2013年5月22日 06:00 ]

<インディアンス・マリナーズ>2回、2者連続本塁打を許し、悔しそうな表情のマリナーズ・岩隈

ア・リーグ マリナーズ8―10インディアンス

(5月20日 クリーブランド)
 開幕から抜群の安定感を誇っていたマリナーズ・岩隈が今季初めて打ち込まれた。中地区首位のインディアンス戦に先発し、6回7安打で今季ワースト5失点。自身に勝敗はつかなかったが、チームは延長戦で敗れて4連敗を喫し「本塁打が痛かった」と悔しがった。

 2―0とリードした2回。二塁打と四球で2死一、二塁のピンチを迎えた。ここで8番レイバーンを2球で追い込み3球目のスプリットで見逃し三振と思われたが、球審の判定はボール。気を取り直して投げたスプリットが真ん中に入り、左翼席への逆転3ランとなった。「追い込んでいたので、きっちりボール球を投げなければいけない場面だった」。さらに続くゴームズにも内角高めの速球を左翼へ2者連続アーチを浴びた。

 3回までで61球を投げ5失点。それでも4回以降の3イニングは「内角を意識させたり、カーブで緩急をつけたり、いい投球ができた」と1安打に抑えて、同点のままリリーフ陣につないだ。前日まで1・84でリーグ2位だった防御率は2・37となり5位まで落ちたが、次につながる投球は見せた。

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2013年5月22日のニュース