前橋育英２年・喜多川が初完封　朝に先発告げられ大仕事

春季高校野球関東大会準決勝 前橋育英４―０専大松戸

（5月21日 宇都宮清原）
　前橋育英（群馬）は背番号１１の２年生・喜多川が２度目の公式戦先発で、９回を４安打に抑えて初完封勝利を挙げた。

　当日の朝に先発を告げられたという右腕は「役割を果たせてうれしかった」と緊張から解き放たれたような顔で話した。打っては荒井直樹監督の次男で４番の海斗（かいと）主将が初回無死満塁から左前に決勝の２点適時打。「日本一のチームにどれだけ通用するか確かめたい」と浦和学院との決勝戦を見据えた。