星野監督“川上超え”!斎藤には「ビクビクさせるなよ」

[ 2013年5月6日 17:55 ]

<楽・オ>単独10位となる1067勝目のウイニングボールを手にナインを迎える星野監督

パ・リーグ 楽天10―3オリックス

(5月6日 Kスタ宮城)
 楽天が終盤の大量得点でオリックスに3連勝。星野監督は元巨人監督の川上哲治氏を超え、単独歴代10位となる1067勝目を飾った。

 ウイニングボールを受け取ると、左手でしっかりと握り、ファンの声援に応えた。しかし、試合後のインタビューでは険しい表情のまま。「流れとしてはやられる流れ。(相手が)調子の悪いチームだから救われた。そのことを選手は自覚しなくちゃいけない」。

 初回にジョーンズ、マギーの連続アーチで3点を先制しながら、中盤は得点を奪えず、7回に追いつかれた。快勝できるはずの試合をもつれさせたことに、長年にわたって勝利を積み重ねてきた闘将は不満だった。

 それでも斎藤が戦列に加わったことにはホオを緩めた。8回の登板については「予定通り」と指揮官。2四球などで満塁のピンチを招きつつ、無失点でしのいだことには「似合わない、緊張して。あんなにコントロールは悪くないんだけどね。もっといい仕事してほしい。ビクビクさせるなよ」と苦笑していた。

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