G独走許さん!逆転勝ちの阪神・和田監督「きょうは能見に尽きる」

[ 2013年5月6日 21:42 ]

6回に本塁打を放った能見(14)を笑顔で迎える阪神・和田監督(左)

セ・リーグ 阪神5―2巨人

(5月6日 東京D)
 独走は許さない。今季唯一、首位の巨人に勝ち越している2位の阪神が逆転勝ちで巨人の連勝を5で止め、ゲーム差を4・5とした。

 中12日で先発したエース能見が序盤に2点を先行される苦しい展開も「打線の状態がよくなっているので2点ぐらいなら何とかなる雰囲気はある」という和田監督の言葉通り、3回1死満塁から新井良の右犠飛で1点差とし、4回には1死一、三塁から西岡の中犠飛で同点。5回に新井貴の3号ソロで勝ち越し、6回には能見にプロ9年目で初本塁打も飛び出した。

 能見は3回以降は立ち直って4安打2失点完投。指揮官は「きょうは能見に尽きる。投げてよし、打ってよし。エースらしい投球をしてくれた」と称えた。救援陣を休ませることができたのもチームにとっては大きい。

 これで今季の巨人戦は4勝2敗1分け。「(3連戦の)頭を取ったら次も、という思いはある。いい勝ち方ができたので、あした以降もしっかり戦いたい」と和田監督。首位・巨人との直接対決。この3連戦でその差を一気に縮めてみせる。

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2013年5月6日のニュース