15年から審判のライセンス制度導入、甲子園は適用外に

[ 2013年2月6日 21:13 ]

 日本アマチュア野球規則委員会は6日、東京都内で総会を開き、2015年1月から審判員のライセンス制度を導入することを決めた。

 審判員に国際、1~3級の4段階のライセンスを付与する仕組みで、全日本大学選手権や社会人の都市対抗大会などの全国大会には1級以上が必要になる。日本高野連が制度の導入に賛同しなかったため、高校野球の選抜大会と全国選手権大会は適用外となる。

 審判は講習を受けることで3級を得ることができ、2級や1級になるには各級の取得から3年が経過することや、試験に合格することが必要になる。制度が始まるまでは、各都道府県の審判員組織が審判の経験や能力を踏まえて1~3級を与える。関係者は「全国大会などの大きな大会はベテランの審判が務めることが多かったが、制度を導入すれば若い人でも務める機会が増え、審判を目指す人の拡大につながる」と利点を強調した。

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2013年2月6日のニュース