球児「きのうより慣れてきた」 アリゾナの青空の下、笑顔で練習

[ 2013年2月6日 08:56 ]

キャンプ地での自主トレーニングを行ったカブス・藤川

 阪神から海外フリーエージェント(FA)権を行使して米大リーグ、カブスに入団した藤川球児投手(32)が5日、チームのキャンプ地、アリゾナ州メサの施設で自主トレーニングを行った。

 4日に始動しており、この日は快晴の空の下、球団スタッフを相手にキャッチボールなどに取り組んだ。藤川は「きのうより慣れてきた感じがある。余計な緊張はだんだん抜けていくと思う」と笑みを交えて話した。

 2006、09年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選出された右腕は当時の代表合宿でアリゾナ州を訪れている。「国際大会でやっているし、その経験は大きいと思う」と環境面への戸惑いは見られない。

 渡米前は沖縄などで順調にトレーニングを重ねた。すでにブルペンにも入っており「一度(状態を)上げてきたので、今は少し落ち着けているところ」と現状を説明した。カブスのバッテリー組は11日に合同練習を行い、12日(日本時間13日)にキャンプインする。(共同)

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2013年2月6日のニュース