栗原 手術の右ひじは順調 特打で快音連発

[ 2013年2月6日 06:00 ]

ランチ特打で快音を響かせる広島・栗原

 日南キャンプに参加中の広島・栗原健太内野手(31)が5日、ランチタイムを利用して初の特打を敢行した。柵越えこそ1本にとどまったが、広角に打ち分ける技術は健在。右肘手術からの復活へ第一歩を踏み出した。

 「コースに逆らわず、広角に打つのはまあまあできた。右肘?探りながらだけど状態はいい」

 65スイングで安打性は23本。このうち18本が中堅から右方向への打球だった。「外角は肘を伸ばさないといけない。うまく反応している時と、そうでない時がある。精度を上げたい」。左翼フェンス直撃打と、芝生席へのアーチも1本あった。

 1月17日にキャンプ地へ先乗りし、自主トレで体を鍛えてきた。この日はサードに入って守備練習もこなし「しっかり投げられている」と患部の状態も確認した。「今季に懸ける思いは強い。しっかり調整したい」。チーム浮沈の鍵を握る主砲の歩みは順調だ。

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2013年2月6日のニュース