伊東監督 自らブルペン入りも キャンプにミット持参

[ 2013年2月1日 06:00 ]

球場内の施設を視察したロッテ・伊東監督

 ロッテ・伊東監督は球場や室内練習場を訪れ、施設を入念に視察した。益田の離脱という緊急事態で初日を迎えることになるが、キャンプ期間中に自らブルペン入りする可能性を示唆した。

 「一番足を運ぶ場所になるだろうけど、十分な広さがあるね。ひょっとしたら、投手の球を受けるかもね」。西武監督時代はキャンプ中に自らマスクをかぶり、投手の特徴や調子を確認。さらに、若手捕手にキャッチングを実演してみせた。

 「自分で受けることで投手の球の質が分かる。現役選手より上手だと申し訳ないけど、やっぱり俺が一番うまかったね。今も俺の方がうまいでしょ」。熟練の技術が衰えていないという自負もある。石垣島には2つのミットを持ち込んでおり、往年の名捕手がブルペンで心地よい音を響かせそうだ。

 ▽西武時代の伊東監督 05年のキャンプで涌井にクイックモーションを身ぶり手ぶりを交えて熱血指導。第2クール初日には投内連係練習で覇気のない若手投手陣に対し「何やっているんだ!」とカミナリ。07年は「茶髪・ロン毛」の選手に罰金100万円を科すという異例の通告。ブルペンでは自ら捕手を務め、「ラスト!決まったら終わろう」と声を張り上げながら岸や涌井の仕上がり具合を確認した。

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2013年2月1日のニュース