山本昌 松井にもこんな時代が…「楽だなと思っていた」

[ 2012年12月29日 06:00 ]

ボートピア名古屋でトークショーを行った中日・山本昌

 47歳で球界最年長左腕が好敵手の引退を惜しんだ。中日の山本昌が28日、名古屋市港区の「ボートピア名古屋」でトークショーを開催。現役選手では最多の139打席に対戦した松井をねぎらうとともに、思い出を語った。

 「プロに入ってきた時はアウトコースに全然反応できなくて“楽だな”と思っていたけど、2、3年で手がつけられなくなった。打席での雰囲気は今まで対戦した中でも別格。彼が決断したということは、よほど体きつかったんだと思う」

 通算成績は118打数33安打、打率・280、7本塁打、19打点。年齢こそ9つ上だが、ライバル球団のエースと主砲としてしのぎを削った戦友だ。「日本最高の左打者の一人。お疲れさまでした。僕もいずれそういう日が来る」と感慨深げだった。

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2012年12月29日のニュース