原監督 後継者として期待「戻ってきてくれれば歓迎する」

[ 2012年12月29日 06:00 ]

会見する原監督

松井秀喜引退

 巨人・原監督は松井に自身の後継者としての期待を寄せた。本人から直接電話で引退報告を受け、都内の球団事務所で会見。今後の松井の身の振り方について「OBもファンの方も、戻ってきてくれれば歓迎する。日本球界発展へ身を粉にする気持ちは持っていると思う。特に巨人に対しては強いものがあると思っています」と語った。

 現役、コーチ、監督と計7年間、同じユニホームに袖を通してきた。監督就任1年目の02年には不動の4番打者として日本一に大きく貢献。指揮官と一野球人として揺れる胸中を抱えながら、最後は快く松井をメジャーへ送り出した。

 松井が7月に戦力外通告を受け浪人していた今シーズン中には「あと数年プレーした上で、本人が指導者になることを望み、周囲もそうなら当然そうなっていくでしょう」とも話していた。引退という決断に対して「ご苦労さまと同時に、また巨人に戻ってくるんだなと。巨人の松井が日本に帰ってくるんだなと。力強いOBがまた巨人のそばにいてくれると感じております」と続けた。

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2012年12月29日のニュース