フィリーズの赤鬼 イチロー獲得を熱望「彼の助けが必要」 

[ 2012年12月6日 06:00 ]

会場で遭遇し、昔話に花を咲かせた元阪急・ブーマー氏(左)とマニエル監督

 近鉄時代「赤鬼」の愛称で知られたフィリーズのチャーリー・マニエル監督が、ヤンキースからFAとなったイチローの獲得を切望した。

 ウインターミーティング2日目となった4日(日本時間5日)、イチローの獲得に成功した場合は「1番・中堅」で起用するプランを披露。「イチローは大好きな選手。まだ十分やれるし、チーム内でも話している。彼の助けが必要。ウチの打線を引っ張ってほしい」と興奮気味に話した。

 同監督はインディアンスを指揮した01年、地区シリーズで当時マリナーズのイチローに20打数12安打、打率・600と打ち込まれた。その才能に早くから魅了されてきた一人である。ヤ軍は三塁手のロドリゲスが左股関節を手術する影響で、現在は内野手補強が最優先。イチローとヤ軍の交渉が「凍結」している間隙(かんげき)を縫って獲得を狙う。

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2012年12月6日のニュース