決勝タイムリーの阿部「ここで悪くなってもいいと思った」

[ 2012年11月3日 22:53 ]

日本一を決め、抱き合う阿部(上中央)ら巨人ナイン

日本シリーズ第6戦 巨人4-3日本ハム

(11月3日 東京D)
 右膝裏の違和感を訴え第4、第5戦と欠場していた阿部が、第6戦に「4番・捕手」で戦線に復帰。追いつかれて3-3となった7回に、決勝の中前適時打を放ち、シリーズの優秀選手にも選ばれた。

 「疲れた。この瞬間のためにやってきたので勝ててよかった」と日本一となった率直な感想を口にした。「札幌で2試合出られなかったのが、すごくふがいないと思った」という阿部は、強行出場したことも「ここで悪くなってもいいと思った。明日のことは考えていなかった。大事なところで打ててよかった。最高です」と喜びを弾けさせていた。

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