糸井 CS好調の秘けつは「規則正しい生活です」

[ 2012年10月17日 21:15 ]

7回日本ハム1死二塁、糸井が右越えに同点2ランを放つ
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パ・リーグCSファイナルS第1戦 日本ハム3―2ソフトバンク

(10月17日 札幌D)
 それまでの嫌なムードを一気に吹き飛ばした。ソフトバンクに2点の先制された直後の7回1死二塁。2ボール1ストライクからの4球目、高めに甘く入った137キロのスライダーを日本ハム・糸井のバットが捉える。打球は快音を残し、本拠地のファンの大歓声に後押しされるようにライトスタンド中段へ飛び込んだ。

 値千金の同点2ラン。6回までソフトバンクの陽耀勲に、わずか1安打に抑えられていだけに、その価値は大きい。「メッチャ気持ちいいです。(杉谷)拳士がしっかり送ってくれたので、何とかまず1点を返そうと思っていた。ホームランという最高の形でよかったです」

 そこまで2打席連続三振に倒れていただけに、お立ち台でインタビュアーに「CSで好調の秘けつは?」と聞かれて思わず苦笑い。「それは、まさか…やっぱり規則正しい生活です」と答え、スタンドの大爆笑を誘った。

 糸井の一発の後、チームは代わった藤岡、森福を攻め、代打・二岡の右前適時打で勝ち越し。大事な第1戦をものにした。糸井自身、選手とをファンの一体感を強く感じている。最後は「また、あしたも力を貸して下さい」とスタンドに呼び掛けた。

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