阪神に光明 歳内&岩本 先発の座めぐりサバイバル展開

[ 2012年9月11日 07:43 ]

 阪神の岩本と歳内がし烈なサバイバル競争を演じる。「津田2世」こと南陽工出身で2年目の岩本は、前日の中日戦(ナゴヤドーム)でプロ初先発し、6回2安打無失点でプロ初勝利をマーク。07年の小嶋以来、球団史上13人目の初先発初勝利の快挙を演じた。

 登板機会がないためこの日、出場選手登録を抹消されたが、和田監督は「投げっぷりも良くて緩急もうまく使えていた」と絶賛。次戦は21日からの中日3連戦(甲子園)での先発が予想される。

 一方、2日の広島戦(甲子園)でプロ初先発し、5回1失点にまとめた歳内は、16日の巨人戦(東京ドーム)で先発に抜てきされることが濃厚。岩本は「歳内には負けたくない」と話すなど、高卒の生え抜き2人は良きライバル。先発の座をめぐる2人の争いが、チームに好影響を与えそうだ。

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2012年9月11日のニュース