力負けの広島…リーグ優勝の可能性消えた

セ・リーグ 広島３－６巨人

（9月11日 東京Ｄ）
　広島は試合の大勢が決まった９回に３点を返すのがやっとの力負けだった。４位ヤクルトにはゲーム差なしに迫られ、リーグ優勝の可能性も消えた。野村監督は「そういうことより、この状況をどう打破するかだけを考えている」と悩ましげに話した。

　９月に入り、１試合で４点以上を挙げられていない打線がこの日も終盤まで沈黙した。八回までは三塁すら踏めず、監督は「力を出し切れていないのが残念。結果を恐れず振るしかない」と力を込めた。