佑からメールで祝福!大石 プロ1勝 恩師は「涙が出た」

[ 2012年7月9日 07:19 ]

<西・楽>プロ初勝利を挙げ、渡辺監督(右)から祝福されウイニングボールを手に笑顔を見せる大石

パ・リーグ 西武9-5楽天

(7月8日 西武D)
 やっと手に入れた。2年目の西武・大石は、9回を締めた涌井から受け取ったウイニングボールを大事そうに握りしめた。

 試合直後、携帯電話を見ると、斎藤から祝福のメールが届いていた。今は先発への未練はない。大石は「1軍で結果を残せればどこでもいい」と言い、次の目標を聞かれると「勝ち試合!」と即答した。まだ発展途上。遅れた分はこれから取り返せばいい。右腕にはそれだけの可能性を秘めている。

 ▼早大前監督・応武篤良氏 涙が出た。お祝いの電話を入れた。大学時代は斎藤、福井の後の半年後に出てきて、文句も言わずに抑えをやってくれた。プロでなかなか勝てなくて歯がゆかったがグチもこぼさずによく頑張った。三者三様の結果の残し方をしているなとつくづく思った。

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