沢村、バレに被弾も…継投ズバリ!巨人、逆転“初勝利”

[ 2012年6月23日 21:19 ]

ヤクルトに勝利し、長野(7)を迎える巨人・原監督(88)

 プロ野球、巨人―ヤクルト10回戦は23日、東京ドームで行われ、巨人が7―4で逆転勝ち、連敗を2で止め、リーグ戦再開後初白星を飾った。先発の沢村が初回に3点を失ったが、4回にヤクルト先発・村中の制球の乱れに乗じて逆転。6回以降は小刻みに加点した。

 交流戦でセ・リーグ球団として初めて交流戦で優勝した巨人だが、再開後初戦の前日は2―5で敗れ、黒星スタート。この日も先発の沢村が初回、四球と送りバントで1死二塁とされて川端の中前適時打で先制を許すと、続くにバレンティンに18号2ランを浴びる嫌な展開。打線も3回まで村中の前にわずか1安打に抑えられていた。

 しかし、4回1死一塁から阿部の左中間への適時二塁打で1点を返すと、村中が制球を乱し、2連続四球で2死満塁。沢村の代打・加治前が押し出し四球を選び、さらに長野の右前2点適時打で逆転した。

 直後の5回、2番手の田原が1死一、三塁のピンチを招き、田中にスクイズを決められて、あっさりと同点に追いつかれたものの、6回1死三塁から加治前の左前適時打で勝ち越し。さらに7回1死三塁から高橋由の左犠飛、8回には2死三塁から坂本の左前適時打で1点を加えてリードを3点に広げた。

 投手陣は6回から登板したマシソンが2回を無安打に抑え、8回から山口、9回を西村と盤石のリレーで逃げ切った。

続きを表示

この記事のフォト

2012年6月23日のニュース