十亀「プロで一番対戦したかった」先輩・山崎を三振斬り

[ 2012年6月7日 06:00 ]

<西・中>西武の十亀は愛工大名電の先輩、中日・山崎から空振り三振を奪う

交流戦 西武3-1中日

(6月6日 西武D)
 2点リードの6回から救援した西武の十亀が、先頭の山崎を147キロの内角高めの直球で空振り三振。19歳年上の愛工大名電の先輩は、幼少からの憧れだった。

 2回無失点の快投で初のお立ち台。「プロに入って一番対戦したい打者が山崎さん。内心少しうれしい気持ちもあった。グラウンドに出たら先輩、後輩関係ない。この三振を自信にしたい」と声を弾ませた。7回はイニング別で最多の30失点。救援陣が不安定な中で、3試合連続無失点の新人が心強い存在になりつつある。渡辺監督も「タフな場面で投げて自信をつけてほしい」と評価。十亀は「ルーキーは小石だけじゃないというのを見せたい」とファンに誓った。自信を糧に上位浮上の救世主になる。

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2012年6月7日のニュース