イチロー “雑音”にうんざり「そう言っても3試合ですから」

[ 2012年6月7日 17:04 ]

エンゼルス戦の8回、本塁打を放ち、川崎(奥)と抱き合うマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ8―6エンゼルス

(6月6日 アナハイム)
 マリナーズのイチローは6日、アナハイムでのエンゼルス戦に「1番・右翼」で出場し、今季4号本塁打を放つなど5打数2安打2打点だった。

 6回、3試合ぶりの安打となる左前適時打で逆転の口火を切ると、8回は甘く入ったチェンジアップをたたき、右中間席に4号ソロ。無安打が4試合に伸びれば06年4月以来となっていたが、そんな周囲の空気を「周りが(雰囲気を)重くしてくれました。そう言っても(打たなかったのは)3試合ですからね。うっとうしい」と不快感を漏らした。

 それでも6回の適時打を自分のことのように喜んだ川崎については「今年だけでなく、過去にさかのぼっても僕のことを世界一よく見ている。(僕にとっての)強いカードですから」と感謝していた。

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