「甘いボール」で一発浴びた…高橋　９試合ぶり失点

ア・リーグ エンゼルス９―８ヤンキース

（5月28日 アナハイム）
　エンゼルスの高橋は２８日、アナハイムで行われたヤンキース戦で５―４の４回１死一塁から３番手で登板し、１回２／３を２安打１失点、３三振だった。勝敗は付かず、チームは９―８でサヨナラ勝ちした。

　高橋が９試合ぶりに失点した。先発のウィーバーが腰痛のためにわずか１２球で降板したために、通常よりも早い４回途中からマウンドに上がった。

　４回はグランダーソンを空振り三振に仕留めるなど無難に切り抜けたが、５回は先頭打者のテシェイラに一発を浴びた。「丁寧に投げないといけないところで簡単に甘いボールを投げてしまった」と反省。それでも後続の３人はきっちり抑え、「いい状態ではある」と気持ちを切り替えていた。

　また、巨人時代の同僚で、この日メジャー昇格が決まった３Ａダーラムの松井については「それはいいことだと思うし、一日でも早く会えたらいいと思う」と再会を心待ちにしていた。（共同）