銀次　やっと慣れてきた４安打…二塁守備悩み４キロ減も

＜神・楽＞５回１死一、二塁、牧田の適時打で生還した楽天・銀次（左）は、ナインの出迎えを受ける

交流戦 楽天１０－６阪神

（5月20日 甲子園）
　楽天打線が１６安打で今季２度目の２桁となる１０得点を挙げ大勝し、貯金を今季最多の３とした。

　２試合連続の「２番・二塁」で出場した銀次が「投手につらい思いをさせてきたので楽にさせたかった」と、７回に試合を決める３点三塁打を放つなど自身初の１試合４安打で４打点の活躍。開幕から体重が４キロ近く減ったこともあったが、「今は自分のスイングができている」。銀次に代表されるように、攻撃陣全体に追い込まれてもファウルで粘り、根負けした相手の甘い球を仕留める形が出てきた。大久保打撃コーチは「みんな球数を投げさせるようになった」と成長に手応えを感じていた。