チェン メジャー初黒星 投手にも本塁打浴びる「すべての球種の制球悪い」

[ 2012年5月21日 10:12 ]

交流戦 オリオールズ3―9ナショナルズ

(5月20日 ワシントンD.C.)
 4連勝中だったオリオールズのチェンが20日、ワシントンD.C.でのナショナルズ戦に先発したが、8試合目の登板で最短となる4回1/3で8安打6失点KOを食らい、初黒星を喫した。

 3点リードの3回裏、無死二、三塁、売り出し中の新人ハーパーにカーブを右へ2点三塁打され、さらに内野ゴロの間に同点とされたチェン。4回には8番フローレスに1号本塁打を浴びると、9番のストラスバーグ投手にもメジャー初本塁打を許し、5回にさらに1点を奪われ降板した。

 「すべての球種の制球が悪く、軸になる球がなかった。(ストラスバーグの本塁打は)ボールを要求されての失投。投手に打たれて悔しい」と肩を落とした。

 レンジャーズのダルビッシュとともに新人王候補のチェンは「いい勉強になった。調子が悪い中で何とか試合をつくるのが課題」と前を向いた。

続きを表示

2012年5月21日のニュース