福井不安一掃　制球安定しローテ入り

＜神・広＞３回、バットのスイングをアピールする福井

オープン戦 広島５－０阪神

（3月21日 京セラＤ）
　広島の２年目・福井がオープン戦最後の登板で制球難の不安を拭い去った。前回までの３試合で計８四死球。この日は４回まで一人の走者も許さず「充実した試合だった」と万全の調整ぶりに胸を張った。

　５回１死一塁から金本に唯一の四球を与え「セットポジションになってスライダーが抜けたりしてストライクが取れなかった」と言うものの「一番は自信を持つこと。それだけかなと思う」。昨季８勝を挙げた右腕の初戦は４月３日からの巨人３連戦（マツダ）のいずれかが濃厚だ。