「全力で」開幕内定の斎藤 シーズンモード

[ 2012年3月22日 07:30 ]

<日・ソ>試合前の練習で談笑する栗山監督(中)と斎藤(右)

 2年目で自身初の開幕投手を務める日本ハム・斎藤が、22日のソフトバンク戦(札幌ドーム)でオープン戦最後のマウンドに上がる。7回程度が予定されており「全力でシーズン中と同じような気持ちで投げようと思います。自分の中で不安を少しでも取り除いてから(開幕に)臨みたいので」と力を込めた。

 自ら「勝負の年」と位置づけた2年目だが、ここまで実戦では失点続き。「不安は大きいし、プレッシャーも凄くある」と本音を漏らす一方で「でも自分でもどんどんプレッシャーをかけながらやれば、何か見えてくるのかと思います」と、あえて重圧を感じながら日本一打線と(周り納得させる/)対戦する。

 これまで「5回2安打無失点」「バットに当たったら罰金」などのノルマを課してきた栗山監督は「もう俺がノルマを要求するのは終わった。開幕投手であるというプライドを示さなくてはいけない。それは俺にじゃなくてみんなに訴えるということ」と話した。チームメートが納得する投球内容を見せ、晴れやかに3・30開幕に向かう。

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2012年3月22日のニュース