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ドラフト候補に沖縄の怪獣!?「てどこん」リストアップ

10キロの鉛のバットを手に吠える手登根

 ヤクルトが今秋のドラフト候補として、浦添工の手登根祥(てどこん・しょう)内野手(17)をリストアップしたことが4日、分かった。同選手はキャンプ地の沖縄・浦添の地元球児で同日、酒井圭一スカウト(53)が同校を訪問。高校通算30発の長距離砲を初めて視察し、チームに必要な左の和製大砲候補として今後も調査していく方針を決めた。

 手登根と書いて「てどこん」と読む。耳にしたらすぐには忘れられない。そして豪快なスイングは一発で記憶に刻み込まれる。フリー打撃。この男の放った打球は右翼70メートル先、高さ10メートルの石壁を軽々と越えていき、森の中に消えていった。

 「スイングが凄い。間の取り方もうまいし、左の畠山という感じだよ。期待できるね。将来性を持っているし、もちろん(指名)候補だよ」。酒井スカウトは目を丸くする。チームは左の長距離砲が皆無。その弱点を埋める逸材として手登根を徹底的にマークすることを明らかにした。

 1メートル80、85キロの巨体。浅黒い顔。目つきはクリッとしているが、その姿は「テドコン」の名前にふさわしく、怪獣のようだ。高校通算30発。2年春までは鉛製の重さ約10キロのバットで、連日100スイングしていたという。「今はフォームを固めたいので控えています」と言うが、背筋220キロの強じんな肉体を築き上げた「鉛」効果でパワーを養った。

 この日のフリー打撃では柔らかいリストを生かし、逆方向の左中間に流し打つ姿もあった。「プロに行けるならすぐに行きたい。青木さんの考えを取り入れて練習しています」。ユーチューブを見て、青木(ブルワーズ、前ヤクルト)の打撃チェックに熱中。青木が口にしていた「第三の目」を肝に銘じている。「左膝にも目がある。左膝が外に割れたら球が打てない。球が見えないのと一緒です」と語った。

 手登根という名は沖縄でも珍しい。浦添市内には4軒しかなく、手登根家の祖先は慶良間諸島に住んでいたという。「名字を言うと、“外国人か”と言われることもありました」。地元のキャンプ地のネットワークを生かして、最高の逸材を探し当てたヤクルト。今後も手登根の成長する過程を調査していく。

[ 2012年2月5日 06:00 ]

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