インフル回復不十分…中畑監督、復帰は7日以降に延期

[ 2012年2月5日 06:00 ]

宿舎の窓から練習を見るDeNA・中畑監督

 インフルエンザA型に感染して3日の練習から沖縄・宜野湾キャンプを離脱していたDeNAの中畑清監督(58)の現場復帰が、7日以降にずれ込むことになった。熱は完全に下がっているものの、せきや鼻水が出ており、たんも止まっていない状態。当初は5日の復帰を見込んでいたが4日夕、往診した医師と球団が話し合って第1クール中の復帰は見送ることを決めた。

 2日に37・2度あった体温は3日の段階で36・5度まで下がり、4日も36・4度と安定。食欲も旺盛で一日3食しっかり取っている。練習も宿舎自室の窓越しに視察し、スコアラーに依頼したビデオでもチェック。その内容を「連日疲労感を感じさせない無駄のない、メリハリのある良い練習ができている。これも、コーチ、選手の高い意識のおかげだと思う」と評価している。

 球団広報は「監督はがっかりしているが、考え方は前向き。中畑清は元気が取り柄。元気な、100%の姿を見せた方が喜んでもらえる。7日に必ず復帰してもらう方向で調整していく」と説明。キャンプ初休日の6日に予定していた2軍キャンプ視察もキャンセルし、第2クール初日の7日復帰へ体調を万全に整える。

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2012年2月5日のニュース