栗山監督一問一答「ベースは熱さ。まず伝えたい」

[ 2011年11月10日 06:00 ]

さわやかに抱負を語る栗山監督

 日本ハム・栗山監督に聞く。

 ――正式契約を交わした心境は。

 「自分のことではなく選手やファンの皆さんのために何ができるのかだった。結果を残さないといけないが、自分のできることをやりたい」

 ――選手にはどんな言葉を。

 「ベースは熱さ。誰よりも野球が好きで、誰よりも勝ちたくて、誰よりもいいチームにしたくて、みんながヒーローになってほしくて…そういう熱さをまず伝えたい」

 ――厳しい指導も。

 「はい。そこは本当にテーマです。人はやっているつもりになってしまうことがよくある。そうはならないよう、自分が知恵を絞らないといけない」

 ――なぜ日本ハムなのか。

 「北海道だったことが大きな要素。北海道には(少年野球場の建設などで)10何年かいい思いをさせてもらっている。他のチームだったら、自分でできるかどうか真剣に考えなかったかもしれない」

 ――ファンへのメッセージは。

 「優勝するチームでさえ10回戦ったら4回負けるのがプロ野球。仮にその4回を観戦しても“やっぱりこんな野球を見せてくれて良かった”と思っていただけるよう全力を尽くします」

続きを表示

2011年11月10日のニュース