中田と栗山監督に意外な接点「困ったら相談したい」

[ 2011年11月10日 06:00 ]

室内マシンで打撃練習を行う中田

 日本ハムの2軍施設がある千葉・鎌ケ谷で秋季練習中の中田、斎藤らナインは、栗山新監督就任を大歓迎した。

 スポーツキャスターだった指揮官から、過去に3度インタビューを受けている中田は「対談でも親切に話を聞いてくれるし、イメージはお兄ちゃんというよりもお父さんになるかな」。4年目でブレークした今季はチームトップの18本塁打、91打点をマークした。しかし、9月下旬に疲労とストレスが原因で何度もめまいと吐き気に襲われ、9月20日の西武戦(西武ドーム)は欠場。病院で検査を受けて「メニエールの一歩手前で、医者からは1週間運動をしないように」と診断された。不屈の精神で3日後には復帰したが、偶然にも新指揮官も現役時代はメニエール症候群に悩まされたとあって「困ったときはいろいろと相談したい」と声を弾ませた。

 また、早実、早大とアマ時代から取材を通して親交がある斎藤はユニホーム姿での再会を待ち望んでいる。「自分の持っている最大限のものをアピールして、先発ローテーションに入りたい。それしかない」。戦力となってプロで成長していることを実証するつもりだ。3年目のスイッチヒッター杉谷は「入団テストからのプロ入りだし、右投げ両打ちも共通項。どんな練習をしたのか聞きたい」として「栗山塾」の入門を熱望した。新監督とは11日に全選手が鎌ケ谷で顔合わせの予定。12日の練習から本格的に指導を受ける。

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2011年11月10日のニュース