出雲北陵、高野連脱退!指導“無視”暴力行為の選手起用

[ 2011年10月7日 06:00 ]

 日本学生野球協会は6日、学生野球憲章違反を犯した出雲北陵(島根)が3日付で島根県高校野球連盟を脱退したことを審査室会議で明らかにした。

 同協会は6月に出雲北陵に対し、下級生に暴力行為を働いた数人の上級生を今夏の全国選手権島根大会の選手登録から外すように指導した。しかし、保護者の意向もあって当該選手はベンチ入りして試合にも出た。このため、6日の審査室会議で同高の野球部長と前監督を1年間の謹慎処分とし、違反行為を止められなかった島根県高野連も厳重注意とした。
 対外試合禁止処分を受けた高校は次の通り。

 ▽八日市南(滋賀)9月7日~12月6日=部員の部内暴力▽沖縄尚学 9月10日~12月9日=部員の部内暴力▽糸島(福岡)9月9日~10月8日=部員の部内暴力▽板野(徳島)9月28日~10月27日=部員の喫煙▽美原(大阪)10月5日~11月4日=部員の万引

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2011年10月7日のニュース