阿部今季初逆方向への一発「ちゃんとスイングできた」

[ 2011年9月19日 06:00 ]

<巨・中>7回無死、中日・先発ソトから先制本塁打を放つ阿部

セ・リーグ 巨人4―0中日

(9月18日 東京D)
 巨人・阿部が決勝弾を含む3安打2打点。7回に左中間へ15号先制ソロ。飛ばないとされる統一球の影響もあり今季初の逆方向への一発に「ちゃんとスイングできた」と笑顔。

 8回はビデオ判定となった右越え適時二塁打で追加点も挙げ「優勝の可能性が0%になるまで頑張る」と意気込んだ。状態が上がらないラミレスを6番に下げ、3番・坂本、4番・長野に組み替えた原監督は「今年は4番の打率が低い状態なのでしっかりした軸というのがね。その辺が今のチーム事情を表している」と奮起を促した。

 ≪阿部弾で東京Dでは無敗≫阿部(巨)が7回に先制15号ソロ。今季阿部が本塁打するとチームは11勝2敗1分け(勝率・846)だが、東京ドームに限ると7勝1分けと無敗。昨年7月4日阪神戦からは1分けを挟み15連勝となった。また東京ドームでの通算本塁打は147本目。小笠原(日、巨)174本、高橋由(巨)153本に次ぎ、松井(巨)の146本を抜く単独3位に進出した。

 ▼巨人・ラミレス(12試合ぶりに4番を外れ、2安打)逆に先発で出られてよかったと思っている。いい形でスイングできた。状態は上がってきていると思うし、継続してチームの勝ちに貢献したい。

 ▼巨人・川口投手総合コーチ(東野の好投に)ちょっと(気持ち的に)追い込んで投げるといい子かもしれないね。きょうの投球はエース的な投球だよね。

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2011年9月19日のニュース