東野“別人”7勝目 原監督、阿部の叱咤で目覚めた 

[ 2011年9月19日 06:00 ]

<巨・中>6回2死二、三塁、森野から三振を奪い、吠える東野

セ・リーグ 巨人4―0広島

(9月18日 東京D)
 巨人の東野がわずか2安打で8回を無失点に抑え、7勝目を挙げた。「今年の中でも自分のキャリアの中でも、落ち着いて投げられたし良かった」。2つの叱咤(しった)に応えた。

 9日の広島戦(東京ドーム)で1回3失点で降板。すぐに中1日で11日の同カードに先発させた原監督からは「軸になるボールを信じて投げなさい」という助言を受け、右打者へのカット気味のスライダーを使い中日打線を封じた。そして試合前には、女房役の阿部に「調子が悪いのだから、今年は諦めろよ。投げさせてもらっている喜びを持って投げろ」と言われ、開き直った。原監督も「キャリアの中でも一番いい投球」と絶賛した。

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2011年9月19日のニュース