松山で236人同時に始球式…ギネス記録に認定

[ 2011年8月26日 20:25 ]

 松山市の坊っちゃんスタジアムで26日、少年野球チームの選手ら236人が参加する始球式があり、最大人数で行う始球式としてギネス世界記録に認定された。野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplusの公式戦の始球式での一こま。

 企画した愛媛県民球団(松山市)などによると、236人は2人1組でピッチャーとキャッチャーに分かれ、キャッチャーから10メートル離れて118人全員が一斉に投球。50人以上が同時に投げ、キャッチャーが捕球すればギネス世界記録として認められるルール。

 集まった児童たちは球場の外野に広がり、大きく振りかぶって「スリー、ツー、ワン、ゴー」の合図とともにそろってボールを放った。最終的に222人が同時に始球式を行ったと認定された。

 福島県南相馬市で被災し、松山市に転校してきた中学1年の渡部将虎君(12)は仲良くなった新しい同級生と参加し、マウンドから投げる大役を務めた。勢いのあるボールを投げ「真ん中に投げられていい気分」と満足げだった。

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2011年8月26日のニュース