プロ23年目の“初体験”…谷繁が一塁手で先発

[ 2011年8月26日 06:00 ]

<ヤ・中>プロ野球23年目で初めて一塁手で先発した谷繁

セ・リーグ 中日5―3ヤクルト

(8月25日 神宮)
 中日・谷繁がプロ23年目で初めて一塁手で先発出場。「オープン戦でレフトを守ったことはあるけど、(一塁は)初めてでしょう」。小池に借りたファーストミットを手に、ゴロをさばく機会はなかったものの軽快に守備をこなし、6回から本職の捕手に戻った。

 5番に座った打撃では3打数2安打で2四球。田村バッテリーコーチは「谷繁の打撃も捨てがたいし、苦肉の策。初めてでこなすのはさすが」と感心していた。

 ≪2587試合目で初の一塁出場≫谷繁(中)の守備位置はこれまで捕手(2555試合)しかなく、2587試合目で初の一塁出場。初の守備位置を経験した試合数としては、09年立浪和義(中)が2583試合目で初めて一塁(5位置目)を守ったのを抜く最も遅い記録になった。ちなみに、王貞治(巨)は2425試合目で初めて外野(右翼=2位置目)に就いている。

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2011年8月26日のニュース