佐渡島PVで100人声援!「甲子園と同じ雰囲気を」

[ 2011年3月27日 06:00 ]

佐渡・金井コミュニティーセンターでのパブリックビューイングで佐渡市民は盛り上がる

第83回選抜高校野球  佐渡1―8智弁和歌山

(3月26日 甲子園)
 佐渡島も燃えた。市内の金井コミュニティーセンターではパブリックビューイングが開かれ、約100人が100インチの大型スクリーンに向かって声援を送った。

 甲子園の三塁側アルプス席と変わらぬ熱気。「佐渡高校野球部を甲子園に送る会」から提供された応援グッズを身につけ、青いメガホンを打ち鳴らした。主催した佐渡青年会議所の新田朝子理事長(40)は「甲子園に行きたくても行けない人たちに、甲子園と同じ雰囲気を味わってほしかった」と説明。試合前には、甲子園では震災に配慮し演奏できなかった吹奏楽部の応援曲が録音で流れた。

 一方、2、3年生の在校生426人が応援に出掛けた学校では、職員らが事務室でテレビ観戦。渡辺剛教頭は「心が折れそうな場面があったかもしれないが、よく頑張った。胸を張って佐渡に帰ってきてほしい」とナインの奮闘を称えた。

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2011年3月27日のニュース