太田市出身→甲子園V→ハムドラ1“同じ道”斎藤も「スゲェー」

[ 2011年2月12日 10:04 ]

雨の中、傘を差して球場に入る斎藤

 日本ハム・斎藤も正田のレッドソックス入団に驚きの声を上げた。現役のプロ野球選手では2人だけとなる群馬県太田市出身。さらに甲子園優勝投手からドラフト1位で日本ハムに入団した境遇は全く同じだ。「本当ですか。スゲェー。僕からエールなんて言えないですが、とにかく活躍してほしいです」と話した。

 正田が桐生一の左腕エースとして甲子園を制したのは99年夏。88年生まれの斎藤は、太田・生品小5年生だった。甲子園を熱心にテレビ観戦し、地元の高校が深紅の優勝旗を初めて群馬に持ち帰った光景はよく覚えているという。「正田さんと会ったことはないけれど、もちろん知っています。あの頃はよくテレビで見ていました」。高校時代からメジャーに興味を抱いていた斎藤だけに、故郷の先輩の米球界挑戦を、自分のことのように喜んでいた。

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2011年2月12日のニュース