中大・島袋VS亜大・東浜 沖縄甲子園V腕対決だ!

[ 2011年2月12日 06:00 ]

宮崎キャンプ初日に坂道ダッシュを繰り返す中大・島袋(右)

 東都大学リーグの中大が11日、宮崎県内で春季キャンプをスタートさせた。

 高橋善正監督(66)は、昨年甲子園で春夏連覇を達成し、今春入学する興南の島袋洋奨投手(18)と、08年に沖縄尚学のエースとしてセンバツ優勝の亜大・東浜巨(なお=2年)の沖縄出身甲子園V腕同士を今春リーグ戦で実現させるプランを披露した。

 ブルペンに入らず投内連係などをこなした島袋は「東浜と投げ合わせたら盛り上がるんじゃないか」とした高橋監督の提案に「やれるなら思い切って投げたい」と前向きに話した。東浜は東都史上初となるデビューから3試合連続完封勝利を挙げた。島袋にとっては「全然レベルが違う」と目標とする存在でもある。対決を実現させるためにも、まずは今キャンプでローテーション入りを確実にする。

 ≪王会長も島袋を評価≫中大の高橋監督が宮崎市内のソフトバンクのキャンプ地に出向き、王貞治球団会長を訪問。王会長が島袋について「なかなか(甲子園)連覇はできない。安定してるし、いい投手だね」と高評価していたことを明かした。コメントを伝え聞いた左腕は「僕のことを知ってもらえてるのかなという感じ。そう言ってもらえてうれしい」と表情を緩ませ、「プロに行けたら一番幸せ」と刺激を受けていた。

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2011年2月12日のニュース