大嶺 剛球復活へノーワインドアップ投球

[ 2011年2月12日 06:00 ]

<ロッテ・キャンプ>フォーム改造中のロッテ・大嶺はブルペンで35球

 ロッテの大嶺が、新フォームで150キロの剛球復活を目指している。

 今キャンプからノーワインドアップで投球。この日はブルペンでフォームを確認しながら35球を投げた。テーマはスムーズな体重移動で「今まではコントロールを気にして小さくなりすぎていた。プロ入り直後の、躍動感のあるフォームで本来の直球を取り戻したい」。

 プロでは課題の制球難克服へセットポジションからの投球を続けていたが、ワインドアップだった高校時代に最速151キロを計測した直球は140キロ前後。ワインドアップにした昨季は右足にタメをつくる意識が強すぎて2段モーション騒動も起こり、3勝に終わった。制球も球威も向上させるために導き出した答えがノーワインドアップ。「同じ年齢の選手がプロ入りしてくるけど、僕は先に入っているし負けたくない」。勝負の5年目はフォームだけでなく目の色が違う。

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2011年2月12日のニュース