O組は東京ガスが連覇/OFBL

[ 2010年12月10日 06:00 ]

 45歳以上の経済人による軟式野球、OFBL(オーバー・フォーティー・ベースボール・リーグ=スポニチ後援)の10年秋季リーグ納会が9日、東京・丸の内の日本工業倶楽部で行われた。表彰式ではO組でリーグ連覇を果たした東京ガス・尾花秀章執行役員、F組優勝の東京電力・内藤義博常務取締役に、日本工業倶楽部杯と優勝ペナントが贈られた。また、スポーツニッポン新聞社・森戸幸生代表取締役社長からは、スポニチ杯が贈られた。

 <O組東京ガス>5戦全勝で2季連続、35度目の優勝を飾った。チームをけん引したのは参加7年目で初のMVPを獲得した石塚。1―0の日立製作所戦(9月18日)、2―0の清水建設戦(10月2日)と、僅差の試合で勝利に貢献する一打を放った。「体力の衰えを感じる中の賞。うれしいです」。同社硬式野球部でも8年間プレーしたが、50歳はチームでは若手。「先輩たちの罵声や厳しいヤジに耐えながら、これからも頑張りたい」と意気込んでいた。

 <F組フコク生命>2敗3分けで4位も、3番・武内が15打数9安打の打率・600で、最高打撃選手賞(首位打者)を獲得した。「ずっと狙っていたタイトル。やっと獲れました」。一方で6失策は失策王と不名誉な賞も受賞し「チャラなんです」と苦笑いした。チームは今年春・秋とも未勝利。武内は「来年は僕が打ってとにかく勝ちたい」と遠ざかっている白星に思いをはせた。

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2010年12月10日のニュース