大石、先発転向に不安も「斎藤には負けん」

[ 2010年12月10日 06:00 ]

背番号「15」を披露する大石

 西武の新人6選手が埼玉県所沢市の西武第2ビルで入団発表。ドラフト1位右腕の大石は、早大の同期で日本ハム・斎藤を徹底分析する考えを明かした。

 背番号は大学3年まで背負った15に決定。会見では「背番号に恥じない結果を残せるようにしたい。斎藤や福井(広島)に追いつけるようにやっていきたい」とあいさつした。
 早大では主に抑えを務めただけに先発転向には「不安はあります」という。秘策は早大ドラ1トリオの分析だ。卒論のテーマは「配球論」。自身を含めた3投手のデータを洗い直し「斎藤と福井は内角をうまく使っていた。自分は外一辺倒だったので、内を使っていきたい」と配球のヒントを得た。「真っすぐには自信があるので、そこでは負けたくない」。斎藤を分析し、斎藤以上の勝ち星を重ねる。

 ≪球団史上初!ファンが同席≫入団発表は球団史上初となるファン同席の場で行われた。会場には約400人のファンが集まり、新人選手に声援を送った。渡辺監督は「みんな受け答えがはきはきしていて堂々としていた。頼もしいね」とうれしそうに語った。ドラフト3位の秋山(八戸大)は「ユニホームを着て一段と気が引き締まった。チームに貢献できるように頑張ります」と決意を新たにしていた。

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2010年12月10日のニュース