平野も「びっくり」8000万円増でサイン

[ 2010年12月3日 06:00 ]

大幅アップで契約更改を終えた阪神の平野はストロボの光にまぶしそうな表情を見せる

 阪神の平野が西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、8000万円増の年俸1億6000万円でサインした。

 倍増に「本当に最高の評価をしていただいた。(提示額は)びっくりしましたね」と話した。139試合で打率はリーグ2位の・350。球団新記録となる59犠打も記録し、ベストナイン、ゴールデングラブ賞にも輝くなど大きく飛躍した1年だった。交渉の席に着いた沼沢球団本部長も「(評価は)日本人では鳥谷、城島とトップクラスの1人」と説明した。

 ≪葛城 逆襲誓う≫阪神の葛城は700万円ダウンの年俸2400万円で契約を更改した。今季は金本がスタメンを外れた4月18日に左翼で先発出場するなどシーズン序盤は存在感を放ったが、6月以降は2軍暮らしが続いた。交渉の席では「2軍の若手選手のモチベーションも含めて“こうあったほうがいい”というのを話した」と球団に意見も投げかけた。来季については「甲子園で暴れればいいかなと思っています」と逆襲を誓っていた。

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2010年12月3日のニュース